あほあほヒストリー(お葬式編その2)
2007年11月26日
お葬式編その1の後の話。いや先だったのかもしれない。
時間の記憶は曖昧だ。話を戻そう。
しばらくして、忙しくしていた父の兄が交通事故で亡くなったらしい。
あまり記憶のない人だったが、実家のお寺で行われるお通夜に、連れて行かれた。
当然、母からは「おとなしーにしよるんで・・・。」
「はーい」
そういうやいなや、奥座敷やお御堂の裏へ探検をしにいったが、
探検は、いつもやっていることので、探検する場所もなく、夜もう遅くなっても静かにならない広い寺の中を疲れ知らずで、走り回っていた。
そうするうちに、父が廊下に出てきたのとばったり出くわした。
父が目をこすっている。
そのとき、父の涙を始めて見た。
「どしたん?何でなっきょん?」
何も言わず、父は僕を押しのけて通り過ぎた。
「ふーん」なんだか、僕の出番のような気がしてきた。
そのとき、ふと思いついたので、座敷に行って大きな声で歌い始めた。
「あいしっちゃったのよーらららんらん、」をリフレイン。
「これこれ、そんなうた歌っちゃいかん。」
じゃこれは?
「骨までー骨までー骨まで愛してほーしいのーよーっ」
今思えば、おじいちゃんであれば寿命だからと受け入れることが出来るだろうが、
若くしての事故で無くなったおじさんだった。その悲しみは深く、受け入れがたいものだったろう。
そんなとき、こんな歌を歌っていたとは・・・・今思い出すと、恥ずかしい。
この事件は、ものごころついた後でも葬式に呼ばれなくなった決定的な出来事だった。
時間の記憶は曖昧だ。話を戻そう。
しばらくして、忙しくしていた父の兄が交通事故で亡くなったらしい。
あまり記憶のない人だったが、実家のお寺で行われるお通夜に、連れて行かれた。
当然、母からは「おとなしーにしよるんで・・・。」
「はーい」
そういうやいなや、奥座敷やお御堂の裏へ探検をしにいったが、
探検は、いつもやっていることので、探検する場所もなく、夜もう遅くなっても静かにならない広い寺の中を疲れ知らずで、走り回っていた。
そうするうちに、父が廊下に出てきたのとばったり出くわした。
父が目をこすっている。
そのとき、父の涙を始めて見た。
「どしたん?何でなっきょん?」
何も言わず、父は僕を押しのけて通り過ぎた。
「ふーん」なんだか、僕の出番のような気がしてきた。
そのとき、ふと思いついたので、座敷に行って大きな声で歌い始めた。
「あいしっちゃったのよーらららんらん、」をリフレイン。
「これこれ、そんなうた歌っちゃいかん。」
じゃこれは?
「骨までー骨までー骨まで愛してほーしいのーよーっ」
今思えば、おじいちゃんであれば寿命だからと受け入れることが出来るだろうが、
若くしての事故で無くなったおじさんだった。その悲しみは深く、受け入れがたいものだったろう。
そんなとき、こんな歌を歌っていたとは・・・・今思い出すと、恥ずかしい。
この事件は、ものごころついた後でも葬式に呼ばれなくなった決定的な出来事だった。
Posted by jintaro at 20:45│Comments(0)
│お馬鹿