あほあほヒストリー(線路編)
2007年12月01日

昔のことを日記に書いては、ほんまアホなことをしていたなと、苦笑するしかないのだが、そんな話をまた思い出した。
あれは小学生3年か、近所には琴電の踏切があり、側にほんの5m位しかない小さな鉄橋があった。
そこでは、友達とレール上に小石を置いて、割れて飛び散る様子を見ていたのだ。
ただ、その遊びは退屈になるのも早かった。
琴電は便数が少ないので、なかなか電車は通らず、線路で小石を置いては、じっと通のを待つのは苦痛だったのだ。
ただ、僕は結構熱中してしまった。
そこでは、何度か置き方を(石の間隔を変えたりして)工夫しながら割れる音のリズムが変わるのを面白く感じたり、5円玉もプレスされてぺしゃんこになったりいろんな実験をやっていたんだ。
ある冬の日、いっしょに遊んでいた友達が三々五々帰り、僕一人で夕闇が濃くなって行く中、線路の中で遊んでいたところ、遠くからぽーっという音が聞こえてきた。
僕は、電車が来る前にすぐ横の鉄橋を渡ろうと、立ち上がって2~3歩歩いた途端、枕木か何かに足を引っかけて、転けてしまったのだ。
「うひやー轢かれるわ」「こんなん2回目や」
と思いながら、レールの間で起きあがろうとすると踏切がカンカンと鳴り始めたのだ。
後ろを見るとライトを付けた電車が近づいてくるー。
「あわわわ」
あわてて、起きあがり鉄橋に走ると、その直前でまた転けた。
「うわ」
踏切の警告音が鳴り響き、近づいてくる電車の警笛が大きくなり、電車のライトも、もうすぐあと20mくらいと思った瞬間、横になっていた体を少し動かした。
すとん。
「あれ?」
体が40㎝くらい落ちた。
僕の頭の上を電車が、がたん・がたん・通り過ぎる。
「へーっ、すげー」
通り過ぎた後、起きあがってみると、そこは鉄橋との境目。鉄橋の枕木の間は抜けているが、そこだけ鉄橋を支えるコンクリートがそこになっている空間。
ちょうど子供が横になってすっぽり入れる広さだった。
それからしばらくの間、そこの場所が、僕たち仲間の度胸試しの場所になったのはいうまでもない。
余談だがその度胸試しを最後にしたのも僕だった。
当時、真っ赤なもこもこセーターをして、度胸試しスペースで電車を待っていたのだが、セーターが見えていたのか、僕が隠れている直前で電車が止まったのだ。
他人様に迷惑をかけて大目玉食らったのは、このときが始めてだった。
以後、電車を使っての度胸試し遊びは自然消滅した。
しかし、ブランコでは・・・・。
やめよう、この話。
Posted by jintaro at 23:40│Comments(5)
│お馬鹿
この記事へのコメント
無茶やってても、寿命がある人は死なないのね~。
コトデンは許してくれるのかもしれないけど、他の鉄道ではやらないように。
もう、やらないように!
コトデンは許してくれるのかもしれないけど、他の鉄道ではやらないように。
もう、やらないように!
Posted by わらくら at 2007年12月02日 11:04
わらくら様
反省していますよ。今頃。
反省していますよ。今頃。
Posted by jintaro
at 2007年12月02日 11:15

はじめまして。
あしたさぬき.jpから来ました。
琴電の話し面白かったです。
まさに危機一髪でしたね。(^^;
私も昔、似たようなことやったなと
思い出しました。(><;
ブログ応援します。
あしたさぬき.jpから来ました。
琴電の話し面白かったです。
まさに危機一髪でしたね。(^^;
私も昔、似たようなことやったなと
思い出しました。(><;
ブログ応援します。
Posted by さっち at 2007年12月02日 23:02
さっち様
ご訪問ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
ご訪問ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
Posted by jintaro
at 2007年12月02日 23:25

さっち様
ご訪問ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
ご訪問ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
Posted by jintaro
at 2007年12月02日 23:25
