ゆるゆるを受け入れる楽しさ

2007年12月01日

ゆるゆるを受け入れる楽しさ



地方経済の地盤沈下が進んでいると云われ始めてからずいぶん時間が経っている。
その波は、いうまでもなくこの香川にも押し寄せていて、今ではそこここに寒さで震えている方も多いと聞く。

そんな中、いろんな人が講師で活性化のためのシンポジウムや講演を行ったり、それを聞きに行ったり、はたまたいろんなイベントをしたり、プロジェクトをしたりして、なんとか頑張ろうとしている人も多い。
みんなの向かっていこうとする方向は同じなんだろうなあと思うのである。

そんな中、高松の夜の街、音楽関係を見てみると、面白いことに気付く。
景気の関係かはわからないが閉めた店が多くなる一方、新しく開く店も多いなあとも感じるのだ。
店を閉めると、その分場所代も安く設定され、出店のチャンスも広がってくるのかも知れない。

ただ、出店すると、継続的な集客はまだ望めず、集客効果を狙った臨時ライブ開放型のお店も出てきている。
老舗のお店は、固定型ミュージシャンが多いので、一定レベルのお客を取り込めるというメリットがあるが、ミュージシャンも(表面的には)そう多くはない。そこで、お店は敷居を低くして若手やまだまだ未熟ではあるがミュージシャンの出演を快諾する。
そして、常連客を作っていこうとしているところを、最近見かけるようになった。

これは正解だ。
高松はある意味荒廃していたが、なにか、少し明るさも見えているようだ。
そこに生まれているビジネスは、新しさ、気安さ、参加する楽しさなど、懐の深さがあるのだ。
そういう事情かは定かでないが、高松のお店はどんなミュージシャンにでも、敷居が低い、ありがたいものである。

一方、丸亀を見ると荒廃は高松の比ではない。
しかし、音楽事情はすばらしいミュージシャンを呼んでいた。それはそれでもいいが、あまりにも高尚であればあるほど、特定のレベルを満足させるだけで、敷居とプライドだけがずんずん高くなっている。そうなると、客は決まってくるが、そんなとこ滅多に行かない。客は減っていく。呼ぶとギャラも高いので滅多に行かない。また客は減る。そんな悪循環に陥ってはいないだろうか。

丸亀には、僕の知らない懐の深い、敷居の低いライブハウスがあると思う。
今度、僕レベルの下手なやつでも演奏出来るようなところがあれば行ってみようと思っている。

なーんだ、自分が出たいからそんなことをいうのかとお思いの方。
そうです、その通りです。すいましぇーん。



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